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ぴあ/セブン&アイHDと資本・業務提携

2009年12月01日 / 経営

ぴあとセブン&アイ・ホールディングスは12月1日、業務・資本提携について基本合意し、ぴあが第三者割当による新株式279万8800株を発行し、セブン&アイHDなどグループ3社が引き受ける。

業務提携では、チケット販売について、指定席チケット・イベント企画チケットなど、顧客や地域のライフスタイルにあわせて取扱いチケットの拡大に注力するほか、セブン&アイ・ホールディングス傘下でのチケット販売拠点の拡充を目指す。

関連ビジネスに関する提携も行い、映画などの新作キャンペーンや各種イベントに連動したチケット販売と同時に関連商品の企画・販売を強化するとともに、雑誌「ぴあ」などを通じた新しいメディアプロモーションを進めていく。

会員ビジネスに関する提携として、2社の持つ会員組織基盤を活用したマーケティングについて検討するほか、金融面では電子マネー「nanaco」を通じたチケット決済の多様化・ポイント連携などを模索していく。

資本提携では、ぴあが第三者割当による新株式279万8800株を発行し、セブン&アイ・ホールディングスと連結子会社であるセブン&アイ・ネットメディア、セブン-イレブン・ジャパンの3社がそれぞれ140万9400株、70万4700株、68万4700株を引き受ける。

これにより、セブン&アイ・ホールディングスのぴあに対する議決権割合は連結ベースで20.0%となり、ぴあはセブン&アイ・ホールディングスの持分法適用会社になる。

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