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CCC/ネットオフと資本・業務提携

2010年04月27日 / 経営

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)とネットオフは4月27日、CCCがネットオフ株式の30%を保有する資本提携を結んだと発表した。

同時に、ネットオフが運営する「イーブックオフ」でのTポイントサービスの開始や、CCCが新たに行う中古本事業「ECO BOOKS」における相互の商品供給に関して業務提携を行うことで合意した。

ネットオフはインターネット上での中古本・CD・DVD・ゲームソフトの宅配買取・販売を行う日本最大級の中古オンライン書店「イーブックオフ」の運営を行っている。一方、CCCは会員数3462万人、提携企業数69社の共通ポイントサービス「Tポイント」を運営するほか、「TSUTAYA」を全国に1390店舗フランチャイズ展開している。

今回の資本・業務提携はCCCがTSUTAYAにおいて2010年中に中古本事業を新たにフランチャイズ展開することにともない合意したもの。

CCCが展開する中古本事業「ECO BOOKS」(仮称)に向けてネットオフが買取った書籍を商品供給するとともに、TSUTAYA店頭で買取を行う書籍をネットオフの中古本事業に供給するなど相互の商品供給体制を図っていく。また、ネットオフの運営サイトでのTポイントサービスも今夏をめどに開始する。業務提携の効果を上げることを目的に、CCCがネットオフの30%の株式を取得することで合意した。

ネットオフにとっては、3462万人のT会員を基盤にネットオフの運営サイトの利用が促進される。CCCは新刊書籍の販売で蓄積したノウハウに基づく中古本事業の展開において、安定した商品供給体制を図ることが可能rとなる。

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