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セブン&アイ/文化事業の子会社を設立

2009年01月14日 / 経営

セブン&アイ・ホールディングスは1月13日、新会社「セブンカルチャーネットワーク」を設立したと発表した。

子会社のセブン&アイ・ネットメディア、セブン-イレブン・ジャパン、イトーヨーカ堂、ミレニアムリテイリングの共同出資で設立したもので、グループ会社のイトーヨーカ堂、西武百貨店の趣味の講座など文化教室事業を会社分割により引継ぎ、今秋には旅行事業にも乗り出す。

セブンカルチャーネットワークは事業展開の第一弾として、シニアマーケットを狙った「学び(カルチャー)」&「体験(旅行)」事業を推進する。今後のスケジュールは、3月1日にイトーヨーカ堂のコミュニティアリーナ事業(講座数2750、受講者総数約15万人)、西武百貨店の池袋コミュニティ・カレッジ事業(講座数1250、受講者総数約5万人)を承継する。

3月以降は文化教室を強化し、池袋コミュニティ・カレッジ事業とコミュニティアリーナ事業のノウハウを共有。秋以降には旅行事業を開始し、そごう、西武百貨店で得意先向けに旅行販売を開始。さらに、体験型イベント企画を開発し、セブン-イレブン店舗で販売する。

2010年春以降に旅行事業への進出を本格化し、文化教室事業と旅行事業を融合した複合型売場を開発。イトーヨーカドー、そごう、西武百貨店で旅行事業の展開をスタートするほか、セブン-イレブン各店舗でも予約受付・販売を開始する予定。

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