流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





セブン-イレブン/5年以上の従業員独立と複数店舗経営の場合、チャージ率低減

2009年07月13日 / 経営

セブン-イレブン・ジャパンは7月11日、「従業員独立支援制度」と「複数店経営奨励制度」を7月から導入すると発表した。

従業員独立支援制度は、セブン-イレブン加盟店について、通算5年以上勤務経験のある従業員が、新規開店する際に一定条件を満たす場合は、「5年経過店のインセンティブチャージ」(チャージ率の低減)を開業時から適用することで、加盟店従業員様の独立を支援するもの。

複数店経営奨励制度は、セブン-イレブン開業後5年経過したオーナーが、新たに複数店(2号店など)を開店する場合、一定条件を満たす際には、「5年経過店のインセンティブチャージ」(チャージ率の低減)を開業時より適用する。

いずれも加盟店オーナーの満足度向上や、チェーン体質強化などが目的となっている。

なお、「5年経過店のインセンティブチャージ」は、年間平均日販が30万円以上だと1%下がり、さらに売上総利益率(粗利)が年間5000万円~7000万円の場合にはさらに1%低減、売上総利益が7000万円以上の場合はさらに2%下がるという制度。

一方、同社では、公正取引委員会の排除措置命令を受けて加盟店指導料を軽減のではなく、新制度は、1年以上前から社内で検討を重ねてきたものとしている。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧