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メトロ／メトロ・キャッシュ・アンド・キャリーの事業を二分割

2010年04月05日 ／ 海外経営

メトロ・グループは、メトロ・キャッシュ・アンド・キャリーの事業を地域別に二分割することを柱とした機構改革を発表した。

「メトロ・キャッシュ」は、市場の違いを考慮して、ジョエル・サビュース（Joel Saveuse）氏が率いる欧州・MENA（中東・北アフリカ）地域と、フランス・ミュラー（Frans Muller）氏が率いるアジア・新興市場地域に分けて管轄される。メトロ・グループが進めるグループ改革である「シェイプ（Shape）2012」プログラムに沿った措置でもある。

また、同グループは、中核企業のメトロAGと「メトロ・キャッシュ」の経営・業務管理の機能の大部分を統合し、経営体制の簡素化を実施する。

同グループCEOのドクター・エッカード・コルド（Dr Eckhard Cordes）氏は「改革の第一段階ではコスト節減に集中したが、われわれは次に生産性の向上に焦点を当てていく。メトロ・キャッシュ・アンド・キャリーは、グループの成長のけん引役を担っており、新組織により変革がさらに加速するとみている」と説明している。

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