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井筒屋/新中期経営計画で2012年度の売上高22.9%減の746億円

2010年04月15日 / 経営

井筒屋は4月15日、「井筒屋グループ 中期3か年経営計画(2010年度~2012年度)」を策定し発表した。

新経営計画では、計画最終年度の2012年度に売上高746億円(2010年2月期比22.9%減)、営業利益17億円(139.9%増)、営業利益率2.3%(1.6%増)、経常利益10億円(294.6%増)、経常利益率1.5%(1.2%増)を目指す。

改革の方針では、抜本的にコスト構造を見直し、投資や費用の新たな投資基準を設定。実施の意思決定への答申や効果を検証する投資・コスト監理委員会を設け、限られた経営資源で最大限の効果を上げる施策を検討、実施、検証する仕組を定着させる。

また、店舗ごとの市場特性や課題を整理した上で各店の店舗戦略を再構築し、効率的な販促活動、顧客戦略を検討、実施する。

重要店舗とされるコレットと山口店の店舗戦略は、まずコレットが商品面で本店と棲み分けるようにし、来客数の増加傾向を持続するため、話題性、集客力を持つテナントを誘致する。

また、カード戦略の推進で新規顧客を獲得し、買い回りの向上が期待できる商品群や値頃感のある品揃えで既存顧客の固定化を図る。

山口店は、近隣商圏からの集客力を向上するため、食品フロアの品揃えをデイリー性の高いものに切り替えることで、近隣商圏からの来店頻度を向上させ固定客化を推進する。

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