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セブン&アイHD/第1四半期は海外依存度高める

2010年07月06日 / 決算経営

セブン&アイ・ホールディングスの売上が海外依存を高める方向に推移している。

セブン&アイ・ホールディングスが発表した2011年2月期第1四半期決算資料によると、日本国内の売上高は8728億5700万円にとどまったのに対し、北米地域は3485億1600万円、その他の地域は244億4600万円に達した。

前年同期比では、日本国内が4.3%減だったのに対して、北米は13.0%増、その他の地域は14.8%増となった。

日本国内の営業利益率は5.75%。北米は0.43%、その他の地域は2.73%。規模の拡大がそのまま利益の増大には、つながってはいない。

日本国内の売上比率は、前年同期には73.46%だったのが、今期は70.06%となり、7割を切る寸前にまでなっている。

なお、海外売上げは7-Eleven, Inc.の3402億4600万円(13.0%増)が主で、このうちガソリン売上げが1411億2500万円(40.3%増)と大幅に伸ばしている。

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