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イトーヨーカ堂/ロフトと共同で生活雑貨専門店、初年度5億円

2010年09月01日 / 店舗経営

イトーヨーカ堂は9月18日、セブン&アイグループの新規事業としてエスパ川崎店(神奈川県川崎市)1階フロアに生活雑貨専門店「tanosia〈タノシア〉」を開店する。

<タノシア店舗イメージ>
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「タノシア」は、グループ企業のロフトとイトーヨーカ堂が共同開発した新しい生活雑貨専門店。両社のマーチャンダイザーで構成された専任組織を発足させ、日常の暮らしのアクセントを演出するロフトの専門店ノウハウと、ヨーカ堂が持つ店舗集客力や物流ネットワーク、情報システムなどを融合することで、鮮度の高い情報と多彩なアイテムを提供する予定だ。

店内装飾やサイン、ラッピングツール、従業員のユニフォームなどはイメージカラーのオレンジで統一し、ショップブランディングの構築と視認性の向上を目指す。

2011年2月末までに、首都圏のイトーヨーカドー3店舗に導入し、2012年2月末までに、合計10店舗を展開する予定だ。

「タノシア」は、文具雑貨約1万2000品目、健康雑貨約7000品目、バラエティ雑貨約3000品目、家庭用品約3000品目、合計約2万5000以上のアイテムを正価販売(クリアランス期等を除く)する。

小規模ながらも新しさを創出する雑貨メーカーからのきめ細かいバイイングや、常に「旬」と「際」を見極め売場の鮮度を保つ自主編集など、ロフトが持つ専門店ノウハウを最大限に活用することで、品揃えの約6割をイトーヨーカドーでの未扱いアイテムで構成する計画だ。

タノシア1号店の概要
営業時間:午前10時~午後10時
売場面積:約920㎡
店長:本村珠美
従業員数:23名
主要顧客:30~40代の女性
売上計画:約5億円(初年度)

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