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イトーヨーカ堂/埼玉県で環境リサイクル農業開始

2010年11月10日 / トピックス商品経営

イトーヨーカ堂は、農業生産法人「セブンファーム深谷」(埼玉県深谷市)を設立し、イトーヨーカドー店舗から排出する食品ごみ(残さ)を堆肥の資源とする環境リサイクル農業を開始する。
セブンファーム深谷は、イトーヨーカ堂の農業事業の中核会社セブンファームと「ふかや農業協同組合」(埼玉県深谷市、以下:JAふかや)、JAふかや組合員(農業生産者)の3者による共同出資で設立した農業生産法人。
組合員が所有する約1.5ヘクタールの耕作地で露地野菜を中心に栽培し、JAふかやによる物流インフラの提供や営農指導を受けながら収穫した野菜のほぼ全量を、埼玉県内のイトーヨーカドー店舗に出荷して販売する。
<環境リサイクル農業の仕組み>20101110ito.jpg
販売店舗は、埼玉県内のイトーヨーカドー4店舗(アリオ深谷店、久喜店など)から始め、県内の全24店舗へ拡大する計画で、埼玉県内9店舗(アリオ深谷店、久喜店など)から食品残さを回収し、埼玉県大里郡の堆肥化施設にてリサイクルする。
生産計画では、2010年9月頃からきゃべつ、ブロッコリーの作付けを開始し、2010年12月頃に長ねぎ、ブロッコリーの収穫、販売を開始する。その後、2011年1月頃にはきゃべつを収穫、販売する。
「セブンファーム深谷」の概要商号:(株)セブンファーム深谷所在地:埼玉県深谷市人見841-2設立日:2010年10月26日(火)代表者:代表取締役恵本芳尚(兼イトーヨーカ堂青果部シニアマーチャンダイザー)出資構成:セブンファーム25%、ふかや農業協同組合25%、JAふかや組合員(2名)50%農場名称:セブンファーム深谷所在地:埼玉県深谷市人見841-2農地面積:約1.5ヘクタール(約15,000㎡)生産者:JAふかや組合員2名栽培品目:キャベツ、ブロッコリー、長ねぎなどの露地野菜収穫量:約90トン(初年度1年間)

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