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メディパルHD/医療用医薬品センターは1週間程度で復旧

2011年03月16日 / 経営

メディパルホールディングスは3月14日、東北地方太平洋沖地震の影響と対応についてに発表した。
それによると、医療用医薬品等卸売事業では、完全子会社のメディセオで、岩手にある営業拠点1か所が津波により壊滅的な状況となった。
停電などにより、岩手、宮城、茨城にある3か所の営業拠点での社内ネットワーク障害と茨城にある物流センターの出庫機能に不具合が生じているが、復旧には1週間程度を見込んでいるという。
化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業では、子会社のPaltacで、東北エリアと関東エリアにある2か所の物流センターが被害を受け、一部地域において商品が出荷できない状況。
メディセオ、Paltacともに、東北エリアで連絡のとれない従業員が数名いる状況だという。
今後の対応として、各事業会社にある他の物流センターによるバックアップ対応等により、医療機関をはじめとした得意先への商品の安定供給を継続する。
メディパルHDは、3月11日の14時47分、東京本社と神戸オフィスの2か所に災害対策本部を設置し、グループ全体における被害状況の把握に努め、医療用医薬品等の商品を安定供給するための体制整備を行っているという。

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