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メンズコスメ市場/2012年は1.3%増の1008億円

2012年06月11日 / 商品経営

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富士経済は6月11日、メンズコスメティックス6品目の国内化粧品市場の調査を発表した。

メンズコスメティックスは、男性用のシャンプー・リンス、ヘアスタイリング剤、スカルプケア、シェービング料、フェイスケア、ボディケアの6品目を対象とした調査で、2012年は前年比1.3%増の1008億円になる見込みという。

2011年のメンズコスメティックス市場は、節電に伴う暑さ対策の一環として、顔拭きシートや清涼感を得られるボディローションの需要が伸び、フェイスケアとボディケアが拡大した。

しかし、市場の半数を占めるスタイリング剤とスカルプケア(育毛剤や育毛トニックなど)の需要低迷と、2010年頃まで市場を牽引してきたシャンプー・リンスの需要も落ち着いてきたことから、2011年は、1.3%減の995億円と1,000億円を割り込んだ。

2012年は、昨年同様夏季に節電対策需要が見込まれ、清涼感やニオイケア、汗や汚れの洗浄効果を訴求した商品の発売が予定されており、市場は引き続きフェイスケアとボディケアが牽引する形で拡大する見込みという。

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