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米久/20万パックの生ハムを自主回収

2012年07月30日 / 商品経営

米久は7月30日、ロース生ハム商品の一部を自主回収すると発表した。

回収するのは11種類のロース生ハムのうち、製造日が6月26日~7月27日、賞味期限が7月30日~8月30日までの商品。約20万パック(約13トン)を回収する。

7月27日に「ロース生ハム100g」(製造日7月23日、賞味期限8月26日)を購入したお客から、いつもと風味が違うとの指摘を受け、翌28日にお客から送付された該当商品の自社検査を実施したところ、食品衛生法で定められた水分活性値の基準を満たしていないことが判明した。

基準を満たしていない場合には、商品の色・風味の劣化が進み、表示上の賞味期限まで品質を維持できない可能性がある。

製造工場の調査をしたところ、6月26日に行った該当商品の塩漬剤調合工程において調味料と添加物の撹拌不良の可能性があることが判明した。

調味料と添加物が均一に調合されなかったことで生ハムの原料である豚ロース肉の塩漬が一部不十分となり、水分活性値の基準を満たすことができなかったと推測しているという。

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