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全米小売業協会/コンテナ輸入量堅調、9月は8.5%増

2012年09月11日 / 海外経営

全米小売業協会(NRF)によると、9月の米主要小売関連貨物のコンテナ輸入量は前年同月比8.5%増となる見込みだ。

東海岸やメキシコ湾岸の港では港湾労働者によるストライキの可能性が指摘されているものの、輸入の堅調さは米休暇シーズンに入っても続くとみられている。

NRFの関係者が指摘したところでは、米小売業界は今年の休暇シーズンに向けてより多くの商品を仕入れようとしている。

港によっては、港湾労働者がこうした商品を積んだ貨物の荷卸しに従事するか否かが不透明な状態となっているが、労働契約の話し合いがどのような結果となっても、小売店は危機管理計画を練っており、店舗での混乱はないものとの見方を示している。

グローバル・ポート・トラッカーによると、7月の米港湾におけるコンテナ輸入量は141万TEUとなり、前月から2.2%増加、前年同月比では2.5%増加した。

8月は前年同月比4.4%増の143万TEUだったと推定されている。9月の予測は同8.5%増の149万TEU、10月の予測は同11.7%増の148万TEU。11月は同1.9%増の132万TEU、12月は同2.7%増の125万TEUとなり、2013年1月には同3.8%減の123万TEUになると予想されている。

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