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流通4団体/流通BMS採用、48%の小売が導入予定

2012年10月05日 / IT・システム経営

日本スーパーマーケット協会などの流通4団体はこのほど、小売企業における流通BMSの普及状況を調べる目的で行ってきたアンケート結果を公表、流通BMS導入への意識に変化が確認できたとしている。

流通4団体は、日本スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマーケット協会、新日本スーパーマーケット協会、日本ボランタリーチェーン協会からなる。

4団体は1月から7月までの期間、流通BMS普及説明会を開くなど、合同で流通BMSの普及事業を進めてきた。その際に162社の小売企業を対象に流通BMSの普及状況についてのアンケート調査を実施した。

アンケート結果によると、流通BMSを「導入済み」もしくは「導入予定」とする企業は、2011年10月の前回調査時の31%から48%に増加。「導入したい(時期未定)」とする企業も、前回の42%から51%に増えた。一方、「導入するつもりはない」とする企業は前回の17%から1%に減少した。

流通4団体では、流通BMS普及推進事業の一環として、共同インフラとなるEDIプラットフォーム「スマクラ」を紹介し、小売企業における流通BMSへの移行を支援する取組も行っている。こうした活動の成果として、小売企業の間で「スマクラ」の採用が広がっているとしている。

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