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加工食品卸、流通4団体/流通BMS普及で連携

2012年10月05日 / IT・システム経営

日本加工食品卸協会と、日本スーパーマーケット協会などの流通4団体は、流通BMS普及推進のため、協同で取組を開始すると発表した。

流通4団体は、日本スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマーケット協会、新日本スーパーマーケット協会、日本ボランタリーチェーン協会。

流通4団体が小売企業162社を対象に、流通BMSの普及状況を調べる目的で行ってきたアンケート調査では、小売企業側の導入阻害要因として「対応できる(卸などの)取引先がまだ少ない」が2番目に多かった。その一方、取引先である卸売企業側の導入阻害要因が「対応できる小売業が少ない」であることに着目し、両者の認識の間にある齟齬を解消するため、連携して取り組むことを決めた。

連携の中で、加工食品卸は、流通4団体が小売企業向けに開く普及説明会に流通BMS導入済みの卸企業の担当者を講師として派遣。流通BMS導入による卸売企業側のメリットを説明する。また、加工食品卸の協会に所属する流通BMS導入済み企業を流通4団体に開示していく。

流通4団体は、同団体が推奨する「スーパーマーケットクラウドEDI(スマクラ)」導入済みもしくは導入予定の企業と、加工食品卸における流通BMS導入済み企業の接続を進めていく。

あわせて、4団体に所属する小売企業の経営者層と情報システム部責任者向けに流通BMS導入の意義を啓蒙していく計画だ。

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