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ライセンスブランド市場／2012年は2.9％減の1兆3239億円

2013年01月21日 ／ 商品経営

矢野経済研究所は1月21日、国内ライセンスブランド市場に関する調査結果2012を発表した。調査によると、2012年度のライセンスブランド小売市場規模は前年度比2.9％減の1兆3239億円と見込む。

2011年度のライセンスブランド小売市場規模は1兆3634億円（1.6％減）で、縮小トレンドは継続し、2012年度も前年割れの見込みとなった。

縮小幅こそ小さくなったものの、市場の縮小トレンドは継続している。2012年度も、主な販路である百貨店に復調傾向は見られるものの、展開ブランド数の減少、大型ブランドのライセンス事業展開縮小などの動きが継続した。

マスターライセンシー企業、ライセンシー企業ともに、ライセンス事業の停滞・縮小傾向が続いていた。しかし、2011年度頃から商社を中心として、マスターライセンシー企業に積極的な姿勢が戻りはじめた。

ライセンシー企業についても、自社独自ブランド強化の方向性はあるものの、まだまだライセンス事業の売上に占める割合は大きく、ライセンスビジネスは重要な事業であることに変わりはないという。

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