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玩具市場/2012年は2.8%減の7035億円の見込み

2013年01月17日 / 商品店舗経営

矢野経済研究所は1月17日、玩具市場に関する調査結果2012を発表した。

電子玩具、模型・ホビー、男児玩具、女児玩具、ゲーム類(アナログゲーム)、季節玩具・雑玩具、基礎玩具(知育玩具、ブロック類等)、ぬいぐるみ、テレビゲームの主要9分野を調査した。

調査によると、2012年度は、テレビゲームを含めた9品目の市場規模は、次世代ゲーム機のリリースというプラス要因はあるものの、前年度に引き続きソーシャルゲームに押され、ゲームソフトの販売は厳しい状況が続いており、前年比2.8%減の7035億円と予測する。

近年好調であった男児玩具やトレーディングカードゲームの勢いが弱まっていることなどから、テレビゲームを除いた8品目の市場規模は、メーカー出荷金額ベースで4.5%減の3105億円と予測した。

2011年度の国内玩具市場は、テレビゲーム市場がソーシャルゲーム(SNS上で提供されるゲーム)へのユーザー流出等により縮小し続けていることから、メーカー出荷金額ベースで4.1%減の7241億円と、4年連続縮小となった。

テレビゲームを除いた8品目の市場は、女児玩具やトレーディングカードゲームの好調等から、0.3%減の3251億円と前年度比ほぼ横ばいで推移したという。

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