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ドン・キホーテ/安田会長が筆頭株主から異動

2013年02月12日 / 経営

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ドン・キホーテは2月12日、筆頭株主の異動を発表した。

代表取締役会長であり筆頭株主である安田隆夫氏から、保有する株式を売却する予定であるとの連絡があったもの。

株式売却後、安田会長の議決権数は7万7460個となり、総株主の議決権数に対する割合は10.03%で、第2位の株主となる。

新たに筆頭株主となるのは、資産管理業のラマンチャで、議決権9万個を保有し、議決権割合は11.66%で筆頭株主となる。

主要株主の持分の異動は、少数特定者持株比率の引き下げと株主分布状況の改善により、株式のより一層の流動性向上を図る事を目的としたもの。

安田氏とドン・キホーテはかねてから、中国を中心としたアジア地域へのビジネス展開のための投資について協議してきた。

しかし、昨今と今後の国際情勢や国内の経済情勢などから、中国のみならず北米やASEAN地域を含む環太平洋地域を視野に入れたグローバル戦略への投資についての意向を示しており、その時期・方法などについて協議中となっている。

安田氏が同投資を行うに際しては、ドン・キホーテとの間に利益相反が生じない方法で実行される予定という。

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