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サトレストラン/関西の回転寿司チェーンを30億円で買収

2013年06月03日 / 経営

サトレストランシステムズは5月31日、関西地区を中心に回転寿司チェーンを運営するフーズネットの発行済株式の100%を取得し、完全子会社化すると発表した。

株式の取得費用は30億900万円で、買収資金は、取引銀行からの融資などで賄う。

フーズネットは、サトレストランの基盤である関西地区を中心に直営による回転寿司チェーン「にぎり長次郎」の経営、フランチャイズによる宅配寿司チェーン「都人」の経営を行っている。

特に「にぎり長次郎」は関西のグルメ回転寿司のカテゴリーでトップの位置付けという。

サトレストランは、関西地区で旬の素材を活かした鍋物・寿司主体の和食レストラン「すし半」を経営しており、一部の店舗では宅配寿司も運営している。

フーズネットの完全子会社化により、ボリュームメリットを活かした購買力の向上をはじめとした、各種コスト削減を実現することで、両事業の収益力の向上を目指す。

フーズネットの2012年5月期の売上高は83億8557万円、営業利益1億7303万円、経常利益1億9168万円、当期利益3320万円だった。

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