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モスバーガー/香港の店舗システムをクラウドで構築

2013年06月06日 / IT・システム店舗海外経営

富士通は6月6日、モスフードサービスが、富士通のフードサービス業向けSaaS型業務支援ソリューション「Cloud Stage F(クラウドステージエフ)」を導入したと発表した。

モスバーガーの海外における店舗展開施策の一つとして、店舗の運用効率化を図るためで、4月に香港の13店に導入し、今後、他の海外店舗にも順次展開する予定だ。

モスフードサービスは、各店舗の売上集信業務を効率化するだけではなく、各店舗売上のタイムリーな把握が可能となるという。

システムは、海外店舗からインターネットを介し、富士通の国内データセンターにある「Cloud Stage F」にアクセスして使用する。システムは日本語、英語、中国語(簡体文字、繁体文字)に対応しているため、既存のPOSをそのまま活用し、クラウド上で見える化された売上管理業務を行うことができる。

本社側の経営層は海外店舗売上をよりタイムリーに把握することでスピーディーな経営判断が可能となり、経営強化につなげることができる。

今後の海外店舗展開に向けた店舗増設の際にも、クラウド環境に接続することにより短期間でのシステム導入ができるという。

4月にまず香港13店舗にてシステムを稼働し、順次、海外各国の店舗運用を効率化する予定だ。

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