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2012年の通信販売利用実態/アマゾンがトップ

2013年07月05日 / トピックス商品店舗経営

日本通信販売協会は、2012年の全国通信販売利用実態調査を発表し、直近に利用した会社は、Amazonが20.7%と最も多かった。

次いで、楽天市場12.1%、ニッセン6.0%、ジャパネットたかた5.1%、DHC4.6%、千趣会・ベルメゾン3.7%、ベルーナ3.6%、セシール3.3%。

世帯利用率(81.5%)、個人利用率(67.5%)は、ともに2011年に比べ、横ばい。

<年間利用媒体の推移(%)>

購入手段として、PC利用は56.9%と最も多く、7年連続で一番利用されているものの、携帯電話・スマートフォン・タブレット利用伸びが2011年17.3%に比べ、23.1%と5.8ポイント高くなった。

購入商品は、婦人衣料品32.0%、化粧品30.3%がトップ2で、健康食品は減少傾向。

家庭電気製品、旅行、飲料(水・酒類・ソフトドリンク等)の分野に微増傾向がみられる。

2012年の総利用額の平均は6万4000円。一回あたりの利用金額の平均は8,900円。

支払い手段は、クレジットカード51.7%、コンビニエンスストア6.9%を上回り、初めてトップとなり、代金引換は減少傾向が続くものの44.3%で、この3つが主な手段となっている。

通信販売の利用理由は、価格が納得できるから53.3%、買い物に行く時間を節約できるから44.9%、他で手に入れにくいものだから38.9%。

今後通販で利用したい媒体は、PC62.2%、携帯電話・スマートフォン・タブレット28.7%。

特に女性29歳以下では、両方が約75%で並んだ点が注目される。

年間利用率では、性別でみると女性73.7%、男性60.4%。

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