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三越伊勢丹HD/8百貨店と1施設で、メニュー表記と異なる食材使用

2013年11月06日 / 商品店舗経営

三越伊勢丹ホールディングスは11月6日、グループの百貨店、関連会社で、「レストランメニュー」表記と異なった食材を使用した事実が判明したと発表した。

昨今のメニュー表記に関する報道を受け、10月23日から、グループの百貨店(26店)や関連会社のすべてのレストランにおいて、メニュー表記と使用食材の調査を実施した結果、「芝海老」と表示している海老に「バナメイエビ」、「宮崎県産」と表示している豚に「岩手県産」を使用しているなど、「レストランメニュー」表記と異なった食材の使用が判明したという。

対象店舗は、新宿パークシティ伊勢丹2、三越日本橋本店、伊勢丹府中店、伊勢丹浦和店、伊勢丹相模原店、札幌三越、仙台三越、高松三越と伊勢丹会館。

百貨店8店のレストラン13店で49メニュー、関連会社1施設の1レストランで3メニューが該当した。顧客には、利用状況を確認した上で、該当店舗で代金を返金する。

従来から、レストラン部門担当者と、レストラン運営会社に属するレストラン店長との間で、サービスや施設・備品・清掃などの衛生に関わる点検を定期的に行っていた。しかし、「レストランニュー」表記については、原材料にまで踏み込んだ確認が十分ではなかった。

関連する法令についての、従業員とレストラン運営会社従業員への教育・周知徹底が、十分になされていなかったという。

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