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高島屋/1000億円程度で新宿店の土地・建物の持分権を拡大

2013年11月21日 / 店舗経営

高島屋は11月21日、東急不動産との間で固定資産の取得のための協議を開始すると発表した。

新宿店の賃料削減を図るため、共有持分を保有する新宿店の土地・建物のうち、自社が保有する共有持分以外の共有持分権の一部(信託受益権による)の取得に向けた協議を開始した。

取得希望価格は、消費税別で1000億円前後。

「来年4月からの消費増税による減収が予想される中、安定した利益創出のための経費対策の一環として新宿店の賃料減少を図る」(同社)。

新宿店の土地・建物は、高島屋と三菱UFJ信託銀行との共有となっているが、三菱UFJ信託銀行は高島屋が保有する共有持分以外の共有持分権について信託設定を受けている信託受託者であるため、共有持分権の一部を取得する場合には信託の信託受益者である合同会社タイムズスクエアから行う。

今後の協議は、合同会社タイムズスクエアの匿名組合出資者兼アセットマネージャーである東急不動産と行うため、協議開始に関する確認書は東急不動産と締結した。

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