ワタミ/アルバイト採用時給の件でコメント
2014年03月13日 / 経営
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ワタミは3月12日、ワタミフードサービスのアルバイト採用時給の件でコメントを発表した。
一部のメディアを通して、子会社のワタミフードサービスが運営する外食店舗において、アルバイト採用時給が地域の最低賃金となっていることについて、「大企業が最低賃金ギリギリで雇用しているような状態を放置していいのか」という意見が上がっていることに対応したもの。
アルバイトの採用時給は、職種や地域によって異なり、一部の店舗の開店前の清掃・仕込みを行う職種、一部店舗の高校生について、最低賃金の採用時給となっているが、アルバイトのほとんどを占める職種では、最低賃金より高い金額での募集・採用を行っている。
実際、1万5000人を超える外食事業のアルバイト・スタッフの中で最低賃金で勤務しているスタッフは全体の約3%となっており、平均すると一店舗あたり1人以下の水準という。
「技能の習熟に応じてアルバイト・スタッフの昇給制度を設けており、ほんの一部の採用時給のみを取り上げて、あたかもワタミフードサービスによるアルバイト時給のほとんどが最低賃金ギリギリであるかの様な誤解を与えかねない情報を発信することは、適切でないものと考えている」(同社)。