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楽天/社員18人、出店店舗へ不当な二重価格表示を提案

2014年04月25日 / 経営

楽天は4月25日、18人の従業員が出店店舗28店に対して、不当な二重価格表示の提案を行った事実を確認したと発表した。

3月20日、一部報道で、楽天市場の出店店舗による不当な二重価格表示に楽天の社員が関与したとの指摘を受け、社内調査委員会を立上げ調査をしていた。

主な提案内容は、元値の変更の提案で、電話で提案した例が主な事例だった。調査は、楽天市場における各出店店舗の営業活動のサポートを行うECコンサルタント661人全員に対して実施。

4月3日には、楽天市場の全出店店舗4万1933店に電子メールを送付し、任意の情報提供を求めていた。

再発防止策として、2013年11月以降は、楽天市場において不当な二重価格表示ができないようシステムの仕様変更などの対策を実施した。

今回の調査結果を受け、経営責任を明確にするため、常務執行役員1人の月額報酬10%を6か月間返上、月学報酬の10%を6か月間減俸する。執行役員3人も月額報酬の10%を6か月間、減俸する。

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