そごう・西武／5月連休明け、売上90％台後半まで回復

2014年05月12日／店舗月次経営

そごう・西武は5月12日、5月1日～11日までの全店の営業概況を発表した。

4月は全店で11.4％減と消費税増税の影響を受けたが、5月の売上は90％台後半まで回復をした。

5月の売上はまだ消費税増税前の駆け込み需要の反動や買い控えの影響もあり、前年を超えるかは不明確だが、中旬以降は20℃以上の陽気が保たれれば、ファッションを中心に需要が上昇する可能性があるという。

展開時期を2週間前倒しにした紳士のクールビズが前年越えの実績となったほか、ショッピングサイトe.デパートは、4月～5月11日の累計売上高が約40％増となった。

e.デパートはファッション、インテリア雑貨・食品がともに40％超で推移。化粧品も約20％伸長した。

特に化粧品は、サイト限定の「初夏のコスメキット」を投入し、セブン-イレブン店頭に設置している無料雑誌「セブンネット生活」への初掲載が、販売増加につながった。

婦人ファッションでは、晴雨兼用傘が30％増、フレンチスリーブのワンピースが20％増、麻・麻混のシャツが30％増となった。

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