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三陽商会/バーバリーのライセンス契約、終了

2014年05月19日 / 商品店舗経営

三陽商会は5月19日、バーバリーロンドンのライセンス契約を2015年春夏シーズンで事業を終了すると発表した。

三陽商会がグローバルコレクションを販売するバーバリー子ども服は、2015年春夏シーズン終了後に事業をバーバリーグループへ移管する。

現在のバーバリー・ブルーレーベル、バーバリー・ブラックレーベル・ブランドは2015年秋冬シーズンから「ブルーレーベル」「ブラックレーベル」を主たるブランド名とし、バーバリーの名称は付さず、新たなサブブランドで事業を継続する。

継続する2つのラインは現在のブランドコンセプトを継承し、三陽商会がこれまで築き上げてきた資産を最大限に生かしながら更なるブランド価値の向上と事業拡大を目指す。

商品の企画・製造・マーケティング・販売はこれまでと同じ体制の下、三陽商会が引き続き担う。

三陽商会は、1965年のバーバリーコートの日本における輸入販売を契機に、1970年には日本国内におけるバーバリー・ブランドのアパレル商品の企画・製造・販売についてバーバリーグループからライセンス供与を受けた。

1996年にバーバリー・ブルーレーベル、1998年にはバーバリー・ブラックレーベルを立ち上げていた。

これまで、約半世紀に亘る積極的なライセンサーである英国バーバリー・リミテッド、バーバリー・ジャパン(バーバリーグループ)と共同ライセンシーである三井物産と、バーバリーロンドンのライセンス契約について協議を進めていた。

今度は、ブルーレーベルとブラックレーベルの事業継続と基幹3事業を中心とする既存事業、新規事業開発に対して積極的に経営資源を投下するという。

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