マルエツ、カスミ、MV関東／共同持株会社設立、2020年に売上高1兆円

2014年05月19日／店舗経営

イオン、丸紅、マルエツ、カスミは5月19日、首都圏におけるスーパーマーケット連合の創設について合意したと発表した。

＜首都圏SM連合の概要＞

マルエツ、カスミ、イオンの連結子会社のマックスバリュ関東（MV関東）による首都圏SM連合の創設を目指す。

4社は、首都圏SM連合の第一フェーズとして、2015年3月までにマルエツ、カスミ、MV関東の3社で共同持株会社を設立し、2020年を目途に首都圏における売上高1兆円、1000店舗体制を構築、将来は国内ナンバーワン規模のSM連合体を目指し、今後具体的な検討を進める。

マルエツ、カスミ、MV関東の3社が、株式移転方式により共同持株会社を設立を検討。詳細は今後設置する共同持株会社設立準備委員会（仮称）で協議の上決定する。

共同持株会社のガバナンス形態と役員構成は、今後4社間において協議し決定する。

株式移転が実行された場合、共同持株会社の上場に先立って、マルエツとカスミは上場廃止となる。共同持株会社は東京証券取引所の市場第一部への上場申請を行い、その承認をもって東京証券取引所の上場企業となる見込み。

イオンと丸紅は特定目的会社を設立の上、共同持株会社の発行済株式総数の過半を保有することを前提として検討を進める予定で、その場合、共同持株会社はイオンの連結子会社、丸紅の持分法適用関連会社となる見込みだ。

2014年2月期売上高は、マルエツ3193億4600万円、カスミ2246億3100万円、マックスバリュ関東427億4400万円だった。

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