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イケア/2015年カタログ、拡張現実で家具シミュレーション

2014年08月28日 / トピックス商品経営

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イケア・ジャパンは8月29日、「IKEAカタログ2015」1000万部の配布を開始する。

<部屋のシミュレーション>
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2015年版では、動画や拡張現実(AR)機能を強化し、スマートフォンやタブレット端末などを用いて、利用する家具のシミュレーション機能を新たに搭載した。

<拡張現実のイメージ>
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カタログの商品を拡張現実で呼び出し、部屋に配置した時のイメージをビジュアルで表現する機能で、実際に購入した後の家具と壁紙との色合いの相性や雰囲気などをよりリアルに伝える。

昨年から、拡張現実で立体的に商品を見せる機能は搭載しているが、拡張現実に対応した商品を90アイテムから300アイテムに拡大した。

<拡張現実のプレゼンテーション>
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実際の部屋を再現した家具提案では、約20の動画コンテンツを提供。実際に、部屋の中で人物が動きながら、家具に触れることで商品の使い勝手などをよりリアルに伝える。

また、部屋全体のイメージ写真の照明や置物をクリックすると、より詳細な商品画像が見れる機能を追加。そのほか、何もない部屋から、部屋全体のイメージ写真に至るまでの、過程を一つ一つの家具を置きながら、順番にみることができる機能も加えた。

イケアでは、来店前にカタログで、より具体的なイメージをもってもらうことで、実際の家具の購入が決断しやすくなるとみており、今後もカタログでのデジタル技術の活用を進めていく計画だ。

なお、2015年のテーマは、「今日の始まりと終わりをステキな場所で」で、ベットルームとバスルームの提案を強化した。

■イケア
http://www.ikea.com/jp/ja/

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