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あべのハルカス近鉄本店/3~8月の免税手続き売上が約5倍に

2014年09月25日 / トピックス経営

近鉄百貨店は9月24日、あべのハルカス近鉄本店の3月~8月(上半期)免税手続き売上が前年比約5倍となったと発表した。

海外からの注目も高く、多くの訪日外国人が来店したのが要因。

10月1日から消費税免税制度の改正により免税対象商品が拡充されることや、中国の祝日である国慶節が始まることから、さらに訪日外国人の増加が見込まれる。

対応策として、9月25日~10月15日は、中国、台湾の国慶節の休暇にあわせ、特別な店内装飾で訪日外国人を迎える。銀聯カードや各種サービスの案内を表記した等身大パネルも設置する。

買い物の際に提示すると、5%の優待販売を行う訪日外国人向けのクーポン券をリニューアルし、発行店舗数を2店から7店に拡大する。

あべのハルカス近鉄本店ウイング館地下1階に免税手続き、海外配送等に対応する「サービスセンター」を設置。サービスセンターには、中国語の話せるスタッフが常駐しており、隣接する池田泉州銀行では外貨両替サービスを行う。10月1日から対応人員を最大5人から7人に増員する。

今後は、あべのハルカス近鉄本店における免税手続きの売上の割合を5年以内に3%にすることを目標とする。

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