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ユニクロ/中国の縫製工場の労働環境、改善に向け継続的に協力

2015年01月13日 / 海外経営

ファーストリテイリングとユニクロは1月11日、中国のユニクロ取引先縫製工場と素材工場における労働環境に関する指摘についてコメントを発表した。

香港を拠点とするNGO団体Students&Scholars Against Corporate Misbehaviour(SACOM)が1月11日に公表した報告書で、ユニクロ商品の生産に係わっているDonguang Luenthai GarmentとPacific Textile両社の工場における労働環境の問題点が指摘されたことに対応したもの。

昨年末にSACOMによる報告書の内容を把握し、ただちに該当する2工場に対して独自の調査を実施した結果、指摘された長時間労働などいくつかの問題点について事実であることを確認した。

一方、一部事実と認められなかった点、SACOMと自社との間で認識に相違がある点については、継続調査を行うとともにSACOMに対しても対話を求めており、早期の対話実現を望んでいる。

事実であることが確認された問題点については、両社に対して早急に是正するよう強く要請している。今後1か月以内に改善状況の確認を行い、改善に向け継続的に協力する。

改善が認められない場合には、取引の見直しを含め厳正に対処する。同時に、自社の労働環境モニタリングの実効性についても精査するとともに、現在は労働環境モニタリングの対象に含まれない素材工場に対しても、今後数か月以内をめどにモニタリングの実施を検討するという。

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