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ゲオ/1300店舗にクラウドサービス「Shopらん」導入

2015年02月19日 / IT・システム商品店舗経営

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ゲオホールディングス(ゲオHD)は、1,300店舗を超える直営店を支援するクラウドサービス「Shopらん」を導入した。

<Shopらん導入前と後の業務体制イメージ>
Shopらん導入前と後の業務体制イメージ

Shopらんはドリーム・アーツが開発し多店舗展開を行っている本部と店舗間の様々な情報を効率的に運用できるシステムで、ゲオHDでは、昨年12月から全店での運用を開始した。

店舗網を拡大するなかで、店舗は本部から平均150通/月ほどの大量の情報をグループウェアやメールで受け取っており、さらに本部やエリアマネジャーからも別途400通/月ほどの業務指示が店舗へ届いていた。

指示を出された店舗以外はどのような業務指示が、いつ出ているのかといった情報の把握が困難で、店舗への業務で抜け漏れが生じてもカバーできる体制が徹底されていなかった課題について、より効率的な情報流通体制を見いだし店舗の業務を可視化するため、Shopらんを導入した。

導入によって、店舗でその日に行うべき業務が一覧で見やすく表示され、スケジュール管理がスムーズに行うことができるようになった。

店舗へ届く情報が全てShopらん上に集約される体制へと変わったことで、本部側でも店舗の業務量が把握できるようになり、店舗へ業務指示を出すタイミングを調整できるようになった。

これまでエリアマネジャーが仲介していた各店舗のアンケート回答の収集を、Shopらんのアンケート機能を活用して本部が直接行うことで業務スピードが向上した。

<Shopらんの活用イメージ>
Shopらんの活用イメージ

店舗運営支援部 店舗運営支援課の谷岡征一氏は、「本部からの指示を確実に店舗へ伝達し、実施させること、さらに業務を可視化し、店舗で発生する業務量が増え過ぎないようコントロールすることが必要でした。本部・店舗間のコミュニケーションに特化したShopらんだからこそ、これらの課題を解決できると感じています」と導入について説明する。

さらに「特に、エリアマネジャーの業務の一部をShopらんが担ったことで、削減できた時間を本来のマネジメント業務に充当することができました。Shopらんは、新たな付加価値を生む経営戦略のシステムであるとともに、変革・拡大するメディア、リユースの市場におけるリーディングカンパニーを目指す当社にとって、大きな相乗効果が生まれると期待している」と抱負を語っている。

■「Shopらん」
https://www.shoprun.jp/

■ドリーム・アーツ
http://www.dreamarts.co.jp

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