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伊藤忠商事/中国でのクロスボーダーEC事業へ参入

2015年05月07日 / 店舗海外経営

伊藤忠商事、中国中信集団(CITIC)、Charoen Pokphand Group Company Ltd.(CPG)、中国における移動体通信事業者最大手の中国移動通信集団(中国移動)、上海市政府傘下の上海市信息投資(上海信投)の5社は、上海自由貿易試験区を拠点として中国におけるクロスボーダー電子商取引(以下「クロスボーダーeコマース」)事業への参入に向けて提携することで基本合意した。

伊藤忠商事は、CPグループとCITICグループと2015年1月20日に業務・資本提携契約を締結して以来、あらゆる分野において協業の可能性を探っていた。

中国のクロスボーダーeコマース市場規模は成長の一途を辿っており、2013年の約767億元(約1.5兆円相当)から、2018年には約1兆元(約20兆円相当)まで拡大が見込まれている。

一方で、商品の本物保証や、商品と共に質の高いアフターサービスを提供することが求められており、消費者のニーズが変化しつつある中国のクロスボーダーeコマース市場は定性、定量の両面で大きな可能性を秘めている。

伊藤忠商事は、急激に拡大している中国のクロスボーダーeコマース市場を大きなビジネスチャンスと捉え、中国において強い基盤を有する4社との提携を決定した。早期参入を目指して4社との協議を今後進める。

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