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伊藤忠商事/中国黒龍江省でスーパーからの野菜栽培受託を計画

2010年06月25日 / 商品海外

伊藤忠商事は6月24日、今後、中国黒龍江省農墾総局との間で、野菜類の供給を中心とする取組も進めており、新たな合弁会社設立も視野に入れると発表した。

試験栽培において、日本のすぐれた栽培技術を持った農家からの指導も行い、計画に添った品質・規格の作物が収穫できることと安全性を確認した後、日本のスーパー・小売業からの栽培受託も引受けていく予定だ。

伊藤忠商事は、従来ハルビンには連絡事務所だけ設置していた。来月には、新たに現地法人(伊藤忠大連有限公司ハルビン分公司)を設立させる予定で、黒龍江省での総合的展開を拡大していく。

野菜や穀物の供給地であるにおいて、国営農場を管轄する黒龍江省農墾総局、農作物の専門研究機関である黒龍江省農業科学院と、それぞれ業務提携を締結。

提携によって、伊藤忠商事は黒龍江省農墾総局傘下の農場で、日本の栽培技術を導入して、野菜、穀物を生産する。また、黒龍江省農業科学院の施設で安全性の検査を行うことによって、安心安全な農作物の安定供給体制を構築する。

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