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吉野家HD/従業員の心と体の健康を考える役員を導入

2015年05月20日 / 経営

吉野家ホールディングスは5月18日、従業員の心と体の健康を経営の柱の一つに位置づける「ウェルネス経営」と、その推進役となるChief Wellness Officer(CWO)制度を導入すると発表した。

「ウェルネス経営」は、企業が従業員の心と体の健康を重要な経営資源として捉え、その増進に全社的に取り組んでいく新しい経営手法。

これまでの、健保組合を中心に従業員の健康を守り、欠勤率や疾病率を抑え、健保財政の健全化を進めるといった取り組みにとどまらず、企業にとって最大の資源である「人財」に対して経営陣が積極的に健康投資を行うことによって個人のやる気を引き出し、組織を活性化することで企業を成長させていくスタイルを目指す。

吉野家HDは、従業員が心身ともに健康であることが非常に重要であるとの考えから、吉野家HDにCWOを設置し、従業員の健康状態をこれまで以上にきめ細かく把握していくなど、グループ全体での取り組みを行う。

今後は「ウェルネス経営」を標榜し、国内の吉野家を皮切りに、従業員に留まらず、お客の心と身体を健康にするための生活習慣改善サポートも積極的に進めるという。

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