三菱地所リテールマネジメントは6月22日、横浜・みなとみらい21地区の商業施設「MARK IS みなとみらい」の開業2年目の売上高が約250億円だったと発表した。
開業初年度の売上額は約256億4000万円で、2年目は初年度売上を下回った。
2014年6月21日~2015年6月20日までの売上高で、消費税増税後の反動減の影響があった。
30~40代のファミリー層を中心に多くのお客が来館し、足元商圏である横浜市の中区・西区に加え、南区に住む近隣住民の来館者が好調だった。
「ライフエンターテイメントモール」として暮らしを提案する商品の構成が評価されるとともに、館内に多数あるシーティングスペースが居心地の良さが評価された。
可能な限り五感に訴えかけるような催しを行い、さまざまな人が参画したことで、施設の暖かさをアピールできた。
同じ三菱地所グループの商業施設であるランドマークプラザと連動したサービスや企画も、認知度アップにつながっている。
ホームページやフェイスブックなどのデジタルコンテンツを活用し、商品情報だけでなく、旬の街の情報も含めてタイムリーかつリアリティのある内容を発信したことも来館につながったという。
フェイスブックページで施設や街の魅力を紹介しているほか、店舗の入荷商品やコメントをホームページやスマートフォンアプリに掲載するなどの情報発信を、今後も継続する。
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