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日本政府観光局/9月の訪日外客数は46.7%増の161万人

2015年10月21日 / 店舗海外経営

日本政府観光局は10月21日、9月の訪日外客数が161万2000人(前年同月比46.7%増)となったと発表した。

これまで9月として過去最高だった2014年の109万9000人を51万3000人上回った。

9月は、アジア地域を中心に休日が多い中、特に今年は中国の中秋節休み(9/26-9/27)が国慶節(10/1-10/7)に近づき長期休暇が取得しやすい日並びとなったこと、韓国の旧盆休暇(9/26-9/29)が8月の旅行ピークから分離し、連休として独立したことが需要を喚起した。

訪日旅行プロモーションによる需要の創出、航空路線の拡大、近年の査証免除や要件緩和、円安と昨年10月からの消費税免税制度の拡充による買い物需要の拡大に加え、中国からのクルーズ船が多数寄港したことも、訪日外客数の増加要因となった。

市場別では、インドネシア、ロシアを除く18市場が9月として過去最高を記録した。

9月までの累計では、韓国(285万6000人)、フィリピン(18万6000人)、ベトナム(13万9000人)が、それぞれ2014年の年計を上回った。

今年の累計により、昨年の年計を超えた市場は、中国(7月)、香港(8月)を含め、5市場となった。

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