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H2O/梅の花の子会社化の協議終了

2015年12月03日 / 経営

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エイチ・ツー・オーリテイリングは12月3日、H2Oリテイリングによる梅の花の子会社化に向けた協議を終了したと発表した。協議は終了したものの、梅の花との資本・業務提携は継続する。

これまで共同調達をはじめとしたさまざまな取り組みを行い、一定の成果をあげていた。両者間のシナジー効果を高めていくためには、提携という枠組みを越えより一層踏み込んだ取り組みが必要であると、両社ともに共通の認識を持つに至ったことから子会社化に向けて具体的な検討をしていた。

子会社化により生み出されるシナジー効果の向上や子会社化のスキームなどについて協議、検討を進めていたが、最終的に合意を得ることができなかったという。

2012年11月14日付けで締結した資本・業務提携は今後も継続し、H2Oは現在保有している梅の花株式37万4500株(梅の花の発行済株式総数の5.0%)を引き続き保有する。

両社グループ間での食材の相互供給や共同商品開発などの各種取り組みも継続する。H2Oが引き受けていた梅の花発行の転換社債型新株予約権付社債は、12月3日付けで満期償還した。

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