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消費者庁/アップリカに景品表示法違反で、措置命令

2013年12月26日 / 経営

消費者庁は12月26日、アップリカ・チルドレンズプロダクツに対し、景品表示法に違反していたとして、措置命令を行った。

ベビーカーのAirRia(エアリア)について、シート部分が、従来品のシート部分(内部にウレタンを使用)に比べ、約11倍の通気性を有すると表示をしていたが、実際は、ほとんど通気性を有しないポリエステル素材によりブレスエアーという素材を覆っており、全く通気性が認められないものだった。

パンフレット、雑誌などで、今年3月から10月まで表示していたため、措置命令では、消費者に対し、景品表示法に違反するものである旨を周知徹底し、再発防止策を講じて、役員と従業員に周知徹底し、今後、同様の表示を行わないこととした。

同社では、「今回の事態を真摯に受け止め、今後はこのような事態が生じないよう再発防止策を徹底し、広告等における適正な表示記載に万全を期す所存でございます」と謝罪している。

なお、措置命令を受ける原因となった対象製品広告の内容は10月18日までに改訂し、対象製品以外の広告等における問題はないとしている。

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