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農水省/「食品トレーサビリティ」のマニュアル案公開、食品事業者の意見募集中

2014年01月17日 / 経営

農林水産省は、食品事業者に対し「トレーサビリティ(履歴管理)」の取組を促すことを目的に、トレーサビリティの確立・整備手順や取組事例などをまとめたマニュアル案を公開した。1月14日~2月7日までの期間、食品事業者を対象に、同マニュアル案に対する意見を募集している。

「食品トレーサビリティ」とは、食品事業者が取引に関する記録を作成・保存しておくことで、食品がどこからきてどこへいったかという、履歴や経路などを追跡・遡及できるようにしておくことを指す。これにより、食品の安全性に問題が発生した場合などに、問題のある食品とその流通範囲を迅速に特定し、対応することが可能となる。

今回、農水省の「食品トレーサビリティ促進委託事業」を受託した三菱総合研究所が、トレーサビリティ確立に向けた業務の手順、記録様式の整備、参考となる取組事例などを掲載するマニュアル案を作成。同案では、食品事業者が自社のトレーサビリティへの取組状況を把握し、次のレベルに向かってステップアップしていけるよう、段階的な解説がなされている。

正式なマニュアルを作成するに当たり、今回、そのマニュアル案を公開。食品事業者から内容についての意見を募る。

■三菱総研「食品トレーサビリティ『実践的なマニュアル(仮称)』」(案)に対する意見募集ページ
http://www.mri.co.jp/news/press/teigen/015238.html

■「実践的なマニュアル(案)」総論
http://www.mri.co.jp/news/press/uploadfiles/manual-souron.pdf

■「実践的なマニュアル(案)」製造・加工業編
http://www.mri.co.jp/news/press/uploadfiles/manual-seizou.pdf

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