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農水省/「食品トレーサビリティ」導入のマニュアル作成

2014年03月20日 / 経営

農林水産省は3月20日、食品事業者に対し「トレーサビリティ(履歴管理)」の取組を促すことを目的に、トレーサビリティの確立・整備手順や取組事例などをまとめた「実践的なマニュアル」を作成したと発表した。

「食品トレーサビリティ」とは、食品事業者が取引に関する記録を作成・保存しておくことで、食品がどこからきてどこへいったかという、履歴や経路などを追跡・遡及できるようにしておくことを言う。これにより、食品の安全性に問題が発生した場合などに、問題のある食品とその流通範囲を迅速に特定し、対応することが可能となる。

「実践的なマニュアル」では、業種ごとにトレーサビリティの取組要素を3つのステップに分けて解説している。食品トレーサビリティを導入していない事業者でも簡単に取り組めるよう図やイラストを多用し、取組のヒントや事例を紹介している。

■「実践的なマニュアル 総論」
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trace/pdf/manual-souron.pdf

■「実践的なマニュアル 各論 製造・加工業編」
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trace/pdf/manual-seizou.pdf

■「実践的なマニュアル 取組手法編」
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trace/pdf/shuhou-manual.pdf

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