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資生堂/海外での広告枠購入を電通の英子会社に一元委託

2014年01月30日 / 経営

資生堂は1月29日、海外主要市場における広告枠の購入を一括して英ロンドンにある電通の子会社に委託すると発表した。一元委託は、日本を除く海外約10か国でスタートし、条件が整い次第、対象市場を拡大する。委託期間は2014年7月~2016年12月。

一元委託というスケールメリットを生かした方法により、世界規模で媒体費の削減に取り組む。効率化した費用は、再投資や収益性の向上などに振り向ける。

委託先となるのは、電通の完全子会社「電通イージス・ネットワーク」。電通が2013年3月に買収手続きを完了した、欧州拠点の大手広告代理店「イージス・グループ」を母体とする会社だ。

資生堂は9月に、グローバル展開する広告代理店を対象にコンペを開催、委託先として同社を選出した。委託契約を受け、実務を担うのは電通イージス・ネットワーク傘下の「ビジウム」。

資生堂のグローバルブランド「SHISEIDO」のほか、アジアで展開する「Za」、仏子会社が手がける「イッセイ ミヤケ」などのブランドが委託対象となる。

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