流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





JT/今期は9か月決算、売上2兆1500億円・営業益4820億円見込む

2014年04月24日 / 経営

JT(日本たばこ産業)は4月24日、2014年3月期通期の連結決算(IFRS=国際会計基準)を発表した。

売上収益は2兆3998億円(前の期比13.2%増)、営業利益は6482億円(21.8%増)、税引前利益は6362億円(24.9%増)、親会社の所有者に帰属する利益は4279億円(24.6%増)だった。

海外たばこ事業は25.7%増収。販売数量の減少を値上げと円安が相殺した。国内たばこ事業は3.4%増収だった。

飲料事業は0.5%減収、加工食品事業は7.0%減収。一方、医薬事業は21.2%増収となった。

同社が重視してきた調整後EBITDA(利払い・税・償却前利益)は20.9%増の7517億円。為替一定ベースでは7.5%増となった。

今期から決算期を3月期から12月期に変更したため、2014年12月期は9か月の変則決算となる。今期業績については、売上収益を2兆1500億円、営業利益を4820億円、親会社の所有者に帰属する利益を3440億円になると見込んでいる。

これまで調整後EBITDAで示してきた利益指標は、今期から調整後営業利益に変更する。事業投資やそのリターンを適切に管理することに加え、競合との比較をよりしやすくすることが狙い。

今期の調整後営業利益は、前期比1.6%増の6230億円を目指す。為替一定ベースでは、6.0%増の6500億円が目標。

ドル・円の通期想定レートは、1ドル=100円とした。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧