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キリンHD/通期予想引き下げ、減収減益の見込み

2014年10月30日 / 経営

キリンホールディングスは10月30日、2014年12月期第3四半期(1~9月)の連結決算を発表した。

売上高は前年同期比4.1%減の1兆6082億円、営業利益は24.8%減の807億円、経常利益は26.1%減の736億円、純利益は73.7%減の220億円だった。

平準化EBITDA(利払い・税・償却前利益)は12.0%減の1978億円。

国内の飲料事業は3.7%減収。このうち、キリンビールが5.6%減。キリンビバレッジは3.6%減。一方、メルシャンは3.2%増となった。

海外の飲料事業は1.6%増収。このうち、オーストラリア拠点のライオンが0.6%増、ブラジルキリンが2.7%増だった。

医薬・バイオケミカル事業は5.0%減収。

利益面では、有価証券売却益を計上した前年同期と比べて、純利益が大きく減少した。

同日、通期予想を下方修正すると発表した。売上高を従来予想の2兆2600億円から2兆2100億円(前期比2.0%減)に、営業利益を1400億円から1200億円(16.0%減)に、経常利益を1220億円から1020億円(22.8%減)に、純利益を490億円から350億円(59.1%減)に、それぞれ引き下げた。

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