流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





サントリー/米ビーム社の株式取得完了、社名をビームサントリーに

2014年05月01日 / 経営

サントリーホールディングスは5月1日、ビーム社(米国イリノイ州ディアフィールド)の全発行済株式を1株当たり83.5米ドルで取得完了した。

<ビームサントリーのロゴ>
20140501beamsuntory

ビーム社は社名を「ビームサントリー」(Beam Suntory)に変更し、サントリー酒類のスピリッツ事業は、年内にビームサントリーとの統合を目指す。

ビームサントリーは、売上高約4600億円の世界第3位のプレミアムスピリッツメーカーとなる。

なお、同社は今日までビーム社を率いてきたマット・シャトックが、Chairman兼CEOとして米国イリノイ州ディアフィールドの本社で経営する。

今後、ビームサントリーは、世界最大のスピリッツ市場である米国をはじめ世界の様々なエリアにおいて、両社の代表的なブランドの展開に加え、強化された世界的な販売流通網によって、グローバルな成長の実現を図る。

また、ブランドポートフォリオは、主力商品である「ジムビーム」「山崎」をはじめ、世界的プレミアムブランドとして知られる「メーカーズマーク」「ノブクリーク」「白州」「響」「角瓶」「ティーチャーズ」「ラフロイグ」「ボウモア」「カナディアンクラブ」等のウイスキーやコニャックの「クルボアジェ」、さらにホワイトスピリッツやリキュールの「サウザ」「ピナクル」「ミドリ」と充実したラインナップになる。

統合後もサントリー酒類の国内のスピリッツ(ウイスキー、RTD、焼酎、リキュール等)事業は、ビームサントリーのもと引き続き日本においてスピリッツビジネスを強力に展開する。

■ビームサントリー
http://www.beamsuntory.com

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧