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グリコ/14年3月期は各利益とも堅調

2014年05月15日 / 経営

江崎グリコは5月15日、2014年3月期通期の連結決算を発表した。

売上高は前の期比7.6%増の3153億円、営業利益は約2.5倍の116億円、経常利益は約2倍の135億円、純利益は約2.3倍の110億円だった。

セグメント別では、食品が7.5%減収、畜産加工品が26.1%減収。一方、菓子は21.6%増収、冷菓は8.5%増収、牛乳・乳製品は5.7%増収だった。

円安による原材料価格上昇などの影響があったものの、販売品種の構成を変えたことに加え、タイの子会社が洪水被害から復旧したことなどを受けて売上原価率が低下、利益面でサポート材料となった。タイでの洪水被害による保険差益や有価証券売却益などを特別利益に計上したことも、純利益を押し上げた。

2015年3月期は、売上高が前期比1.5%増の3200億円、営業利益が7.3%増の125億円、経常利益が2.5%減の132億円、純利益が22.1%減の86億円になると見込んでいる。

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