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日本水産/14年3月期は最終黒字37億円

2014年05月15日 / 経営

日本水産は5月15日、2014年3月期通期の連結決算を発表した。

売上高は前の期比6.6%増の6042億円、営業利益は約2.3倍の139億円、経常利益は約2.2倍の123億円、最終損益は37億円の黒字(前の期は47億円の赤字)だった。

水産事業は8.9%増収、営業損益は黒字転換した。食品事業は5.4%増収、営業利益は42.1%増。

水産物市況の回復に加え、海外では為替による増収効果があった。その一方で、円安による原材料価格の上昇が利益を圧迫したが、生産性の向上や販売経費の削減などを進めたことが奏功した。

2015年3月期は、売上高が前期比0.2%減の6030億円、営業利益が11.3%増の155億円、経常利益が29.4%増の160億円、純利益が94.4%増の73億円になると見込んでいる。

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