流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





カネボウ化粧品/白斑被害「後遺症」に慰謝料検討

2014年06月26日 / 経営

カネボウ化粧品は6月26日、「ロドデノール」配合の美白化粧品を使用した人に「白斑」症状が出た問題で、被害者に対する補償内容の一部を見直したと発表した。被害者の中に、治療の長期化が想定される人がいることに対応する。

従来の補償内容では、医療費と医療機関までの交通費を随時支払い、回復時に精神的慰謝料、休業補償を支払うとし、治療の長期化が想定されるケースでは、個別に相談するとしていた。

しかし、6月上旬からは、治療の長期化が想定される被害者に対して、希望に応じて回復前の精神的慰謝料の一部を支払うほか、それまでの休業補償を清算するとして、相談を進めているという。

さらに、長期にわたり回復傾向がみられない被害者に対しては、後遺症慰謝料相当の補償を支払うことを検討している。

現段階では、ロドデノール配合製品と白斑様症状発症の関係、回復可能性について完全には明らかになっていないが、裁判基準・労災基準に基づき、判断するという。

■補償について
http://www.kanebo-cosmetics.jp/information/symptom/#compensation

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧