流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





J.フロント/3~5月は売上高3.6%増、営業利益18.7%増

2014年06月26日 / 決算

J.フロントリテイリングが6月26日に発表した2015年2月期第1四半期決算は、売上高2853億1600万円(前年同期比3.6%増)、営業利益104億4800万円(18.7%増)、経常利益104億8500万円(26.8%増)、当期利益49億2400万円(72.9%減)となった。

百貨店業界では、3月は消費税率引き上げ前の駆け込み需要により、耐久財や高額品を中心に売上高が大幅に増加したものの、4月以降はその反動もあり、対前年マイナス基調で推移した。

百貨店事業では、幅広い顧客層に支持される魅力的な店づくりと生産性の高い店舗運営体制の構築による業態革新を目指す「新百貨店モデル」の確立に向けた取り組みを加速させた。

大丸京都店では、10年ぶりとなる食品フロアのリニューアルや新たな周辺店舗となる東急ハンズの6月オープンに向けた準備を進めたほか、各店においても魅力ある店づくりと各地区での競争力向上に取り組んだ。

2016年の開業を目指す銀座六丁目地区市街地再開発事業は、4月に建築着工した。松坂屋上野店南館は3月に閉館し、2017年の開業に向け建替え工事に着手し、本館は近隣顧客の暮らしに密着した利便性の高い百貨店として改装オープンした。

通期は、売上高1兆1720億円、営業利益430億円、経常利益410億円、当期利益190億円の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧