ジェトロ／バングラデシュ輸出加工区を日本企業に優先割当

2014年07月07日／経営

ジェトロ（日本貿易振興機構）は5月に、バングラデシュ輸出加工区庁（BEPZA）との間で、同国の輸出加工区内（EPZ）のレンタル工場、空き区画に関して、2015年6月末までの期間、日本企業が優先割当を受けることで合意した。7月4日に発表した。

優先割当の対象となるのは、アダムジーEPZとコミラEPZのレンタル工場ビルのほか、イシュワルディ、ウッタラ、モングラの空き区画。

アダムジーとコミラはダッカ近郊にあり、物流の便がいいため、空き区画のない状況が続いている。これらの地区への進出は、レンタル工場ビルへの入居が唯一の方法になるという。

さらに、バングラデシュ政府は、今後EPZの拡張は行わず、新経済特区の開発に注力する方針のため、今回の機会を逃すと、特にダッカ近郊のレンタル工場への入居は難しくなることが想定されるとしている。

■対象物件
アダムジーEPZ の4階建てレンタル工場ビル（1フロア 2350㎡）※建設中（2015年6月頃完成予定）
http://www.jetro.go.jp/jetro/overseas/bd_dhaka/epz/adamjee_epz.pdf

コミラEPZの5階建てレンタル工場ビル（1フロア 2350㎡）
http://www.jetro.go.jp/jetro/overseas/bd_dhaka/epz/comilla_epz.pdf

■優先割当を行う期間
2014年7月1日～2015年6月30日

■対象企業・業種
日本企業のみ（ジェトロ・ダッカによる推薦が必要）
労働集約型産業（雇用規模大）、ハイテク産業（電子部品、精密加工、IT等）

■バングラデシュ輸出加工区における日本企業優先割当の案内
http://www.jetro.go.jp/jetro/overseas/bd_dhaka/epz/outline_201406.pdf

■問い合わせ・申し込み先
ジェトロ・ダッカ事務所（担当者：河野、酒向）
Tel: 880-2-8818222
E-mail：bad@jetro.go.jp

ジェトロ進出企業支援課（担当者：山田）
Tel: 03-3582-5017
E-mail：oba@jetro.go.jp

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